税理士法人の創業者であり、時代の先をよむことに長けていた故人。
軌跡をたどると、勉強家でありながら、若い頃は武道にも通じていた、まさに『文武両道』という言葉が似合う生き方でした。
そんな故人の社葬は、ペッパー君や演武を取り入れ、既存の枠を超えた新しい社葬となりました。
「若いころはコタツに入り勉強しているのが印象的だった」と、事務所の跡を継いだ税理士の息子さんのお話をもとに自宅を再現しました。
また、コタツの上には税務署長からの表彰状やバッジ等が飾られました。
故人の経歴を、税務の本に見立てた”ジャイアントブック”に記しました。
すぐ横には、おしゃれでダンディだった故人が仕立てたスーツも。
生前、故人は非常に多くの方と繋がりを持っていたため、受付開始から開会までの間、献花を手向ける人が途絶えることはありませんでした。
哀悼のお言葉を頂戴し、献杯にうつります。
ここからは、「文武両道」だった故人を偲んで、4組の演武を披露。なんと発起人である、息子さんも加わりました。
社葬でありながら、会場から、「おーー!」という声が漏れました。
2組が終わった時点で、故人が好きだった柏餅がふるまわれました。事務所の職員の方もあいさつへと回ります。
4組目には、本物の忍者の末裔一族をお呼びして演武を披露。バク宙を見事に決めました。
最後は、参加者の1人であるペッパー君が壇上に。職員のメンバー紹介をしっかり務めきり、閉会となりました。