【お別れ会事例集】オーストラリアの愛に包まれて

若くして亡くなった故人ですが、その人生はオーストラリア、メルボルンでの運命の人との出会いによってとても充実して輝いたものになりました。

誰にでも突然の不幸はあるからこそ、故人を思い出したときに健康の大切さを思い出してほしいという想いでご相談をいただきました。

故人へのメッセージカードやスピーチで、さまざまな場面でみんなの愛を感じられたお別れ会になりました。

会場に足を踏み入れると、オーストラリアに由来のある華やかな色合いのお花をあしらった祭壇が迎えてくれます。

メルボルンという遠く離れた地で、夫婦で支えあいながら懸命に治療を続けた故人を想い、献花をしていきます。

会場内には、思い出のコーナーも設置しました。飾られたお写真をみて涙したり、思い出を語ったりする人も。

故人にあてて思い思いのメッセージを綴り、木の枝に結び付けていきます。みんなのメッセージが集まって、思い出のコーナーができあがりました。

会の始まりに放映したオープニングムービーは、旦那様が故人を想い作成したものです。みんなが注目し、思い出がよみがえりました。

続いては、旦那様やお母様のご挨拶、故人と親交の深かった方からのエピソードやお別れの言葉に、耳を傾けます。

どのエピソードからも、メルボルンで充実した毎日を送っていた故人の姿が思い浮かび、みんなに愛されていたことを感じます。

食事中にも、故人との思い出のエピソードは続き、涙あり笑顔ありの和やかな時間が過ぎていきました。

最後にお父様からのご挨拶に耳を傾け、遠く離れた地にいる故人のことを思う気持ちや、故人や旦那様とメルボルンでの観光を楽しんだエピソードなどをお話していただけました。

閉会の時間を迎えても、名残惜しさを感じ祭壇の前で記念撮影をしたり、思い出のコーナーを眺めるみんな。

お客様からのメッセージ

儀礼的な葬儀より故人を知っている人々に集まっていただき思い出を語り合い、それまでの生き方、人生を知ってもらったことは故人への良い供養となりました。

当日、朝早くからリハーサルをしていただき、会を和やかな良い会にするためにお気遣いいただき感謝しています。

とても良いお別れの会にしていただいて、やはり頼んでよかったなと思っております。本当にありがとうございました。

(記事提供:Story