主催したのは鎌ヶ谷市のバーオーナー様。
「20代の若さで亡くなり、ご家族だけで葬儀をしたスタッフのために偲ぶ会をおこないたい。お客様にも仲間にも愛された彼女との別れに、きちんとけじめをつける場を設けたい」
当日はスタッフだけではなく、常連のお客様方にもお声がけをし、まるでお店がそのまま移動してきたかのような賑やかな会となりました。
制服や名札も一緒にお飾り。ピンクとハートのバルーンで「らしく」飾りつけをおこないます。
会場は屋外利用も可能なリゾートレストラン。周りを気にする必要がなく、会場全体に故人様のプレイリストが大音量で流れます。
献花台の横にはお酒のボトルが並び、好んでいた銘柄の献タバコもご用意。火が消えるたび、誰かがふっと祭壇の前にお越しになり新しいタバコを用意していらっしゃいました。
普段、お店でお客様を見送るときのように、最後まで明るく笑顔で楽しんでもらいたい!という気持ちの詰まった偲ぶ会。
お別れではなく、「卒業」の言葉とともにみなさまで会を締めくくりました。