サッカー、お酒、仲間、そしてご家族をこよなく愛され、人生を全うされたご主人。
急なことで友人たちの気持ちの整理がついていない、子どもたちにも主人の生きた証を残したい、という奥様の想いから、お別れ会を開催しました。
たくさんの仲間に囲まれて、ご主人も同じ空間で一緒にお酒を飲んでいるような、明るい会になりました。
サッカーとお酒が大好きでスポーツマン、湿っぽいことを好まなかった故人らしい会にするために、開放的な雰囲気のスポーツバーでの開催となりました。
白いピンポンマムをサッカーボールに見立て、献花をしていきます。
みんなの想いが祭壇に作られたサッカーゴールに集まっていきます。
会場内には、いたるところに故人が大切にされていたスパイクやサッカーボールなどのグッズを飾りました。サッカー日本代表のユニフォームには、みんなで寄せ書きをしました。
「ありがとう」「見守っていてね」。温かいメッセージが寄せられました。
食事中は時間を忘れ、苦楽をともにした懐かしさから自然と笑顔がこぼれます。思い出話に花が咲き、またいつもみたいにみんなで楽しく飲んでいるような気がしました。
スピーチでは、それぞれが涙する場面も。
スポーツや仕事にいつも全力で仕事に取り組み、家族に愛され、友人、同僚からも慕われていたということが多く語られていました。
締めくくりは、奥様からのご挨拶です。
故人が生きた証をこのような形で残すことができ、子どもたちにも伝えることができました。
記念撮影中や閉会後には、故人のサッカーの応援コールが自然とわきあがったことで、良い表情です。
お見送りに流れる曲は、BEGINの「笑顔のまんま」です。
故人らしく元気に明るく締めくくる、一歩踏み出せるようなお別れの会となりました。
(記事提供:Story)